◎ 居住用財産の譲渡(U)
(3000万円特別控除の特例)
◆ 居住用財産の3000万円特別控除 は 「家屋」 を中心に置いた規定 ⇒ | 家屋(居住用)と共に敷地を譲渡した場合 に、その敷地についても特例が認められる |
原 則 |
---|
● 特例の適用が受けられる者 ⇒ <家屋の所有者>=<土地の所有者>の場合 |
特 例 |
---|
● <居住用家屋の所有者> と <土地の所有者> が異なる場合について |
前 提 条 件 | → | 要 件 | → | 特例の適用 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
居住用家屋の 所有者以外の 者が、その家 屋の敷地の用に供されている土地等の全部又は一部を所有している場合 | その家屋の譲渡に係る長期(短期)譲渡所得の金額が3、000万円に満たないとき | → | @ | その家屋と共にその敷地の用に供されている土地等の譲渡があったこと | → | 3,000万円に 満たない金額は、土地等の所有者の譲渡所得の金額からその金額を限度として控除することができる ↓ 土地等の所有者が 3,000万円の特別 控除の規定の適用 を受ける場合には、 家屋の所有者の 譲渡について他の 特例の適用はダメ | |
A | その家屋の所有者とその土地等の所有者とが親族関係を有し、かつ、生計を一にしていること | ||||||
B | その土地等の所有者は、その家屋の所有者と共にその家屋を居住の用に供していること |
条 件 | ⇒ | 親族関係にある | + | 生計一である | + | ともに居住 |
---|